11月23日のニュース

雑記

自分がやっていることが大変なことだと思っている人がいてなかなか面白いなと思った。たとえば岩崎夏海さんは毎日2400文字程度の分析的なエッセイをブロマガで出しているのだが、何度も何度もそれが「大変なことなんだ。だからこそやる価値がある」と言っている。あとはこれはまったく無名のブロガーだが月産の文字数が6万ぐらい書いていてこれだけ書けるのは神業だみたいなことを言っていてうふふと思う。

どちらも僕はそれ以上にすごいことを簡単なことのようにやってきた人がいることを知っていて、だからこそうふふと思う。岩崎夏海さんの例で言えば作家の森博嗣さんは自身のブログで(いづれまとめて本にする)予定の文章を毎日2500文字程、フリートークとしてのエッセイ部分と日替わりで国語数学理科社会とテーマを決めて書かれていた。

しかもまるで簡単なことのように。いわく「ネタはストックさせておくから枯れると書けなくなるのであって、毎日その場で思いつく癖をつければいい」(とかそんな感じだった)といっていて飄々と4年近くだったかな? その物量を書き続けていた。しかも氏は同時に小説を1年に何作も書くので文字数だけでいえばいくらでもかけただろう(かかなかっただけで)

特に何が言いたくて書き始めたわけでもないのだがようは「大変すごいことをやっているんだ」と自分で自分を思うのは危険だ、と思うのかな。世の中にはすごいことができるひとがいくらでもいて、自分はがんばっている、大変なことをやっているんだと思うと馬鹿にされるとかそういう話ではない。常に余裕がある、まだできると思っていなければそこが到達点になってしまうのではないか、と思うのである。

基本読書ニュース

「伏線すげえええええええええええ」ってなった作品:哲学ニュースnwk

版元日誌 » 増刷は売れている証なんです

日本に電子書籍が来るのはまだまだ時間がかかる気がする。 - 村上福之の誠にデジタルな話

どれぐらいを「時間がかかる」と思うか、かな。10年先には本屋がどれだけ残ってるか……出版社もどれだけ今の形を変えているか……。「電子書籍になるから編集がいらない!」とかそういう話ではなく。編集が集まった会社を作る意味があるのかって話。作家と編集者がタッグを組んで二人でやればいいわけで。

漫画の左右の向きの研究史 - ピアノ・ファイア

SF作家、ストルガツキー氏死去 - シネマニュース : nikkansports.com

電子書籍が切り開く個人出版の新たな地平〜『Gene Mapper』作者・藤井太洋氏インタビュー〜 (1/3)(BLOGOS編集部) - BLOGOS(ブロゴス)

うわっもうなんかどこをとっても「うわああ出来る人だあああ」って感じ。どの受け答えにしても「じっくりと考えてきた結論」としての深さ(リアリティと反論への防御力)がある。

僕たちのゲーム史 さやわかさん - 岩本哲生 - 著者に会いたい | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

こういってはなんだが……著者近影は載せないほうが……(本はおもしろい! 本は!)

書評

FSSを語れない人は不幸、語れる人は異常?ユリイカで永野護特集 - 本が好き! Book ニュース

いまさらFSSちまちま読んでいる僕である。

【読書感想】ウェブで政治を動かす! - 琥珀色の戯言

政局難民のための『ホール・アース・カタログ』 - 竹田圭吾blog.

ウェブで政治を動かすはたいへんおもしろかったです。

バッタ博士の脅威の本『孤独なバッタが群れるとき』 - 火薬と鋼

『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』(文春新書)を著して - NPO法人POSSE(ポッセ)代表・今野晴貴 - Yahoo!ブログ

恐ろしい。

数学が生物学を変える『数学で生命の謎を解く』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

レールを失ったロスジェネ世代、レールを作るゆとり世代 - デマこいてんじゃねえ!

ロスジェネ心理学、売れているみたいですね。

クノー『文体練習』:アイデア勝負の文体模写。 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」

タイトルから勝手に、色んな文体を実体験形式で練習させてくれる本なのかとおもいきや、他人がやったいろんな文体を読まされるだけの本だったのか(笑)それはそれでおもしろい。

深町秋生のコミックストリート

異世界創造『闇の国々』: 漫棚通信ブログ版

これを読んで買ったけどめちゃくちゃ面白かったです。うん……八千円は犠牲になったけどな……。

ライトノベル

小説系の同人創作ノウハウをまとめてみた - Togetter

ラノベに登場する最強の美少女スナイパーは誰!? | ダ・ヴィンチ電子ナビ

スナイパーvsスナイパーが好きなんだけどあまりないんじゃあよね。あとちゃんとシュピーゲルシリーズも入れてあげてね。

マイナビニュースの続きです。 - 川岸殴魚のブログ

ひどすぎて笑った

――なるほど。たしかに視野が広い人間のほうが出世しやすそうですね。ところで先生、ラノベ作家という職業のせいで、つらい目にあった事はありますか?
デビュー直後なんですが、とある飲み会に参加した時、知り合いの知り合いで初対面の女性に「お仕事は何をしてるんですか?」と聞かれたので、たまたま持っていた自著を見せたんですよ。そうしたら、その場で朗読されて「気持ちわる〜い!」と小馬鹿にされた事があります。その時は殺意に近いものを覚えましたね。

「のうりん」4巻まで - 24時間残念営業

Kindleで出てくれないとよめないんだ……(そんなことないけど)

4Gamer.net ― 「放課後ライトノベル」第118回は『ROBOTICS;NOTES 瀬乃宮みさ希の未発表手記』で10年前の種子島に行ってみよう

ネタバレがあるらしいので読めなかった。

2012年ラノベ周辺総括 - 小説☆ワンダーランド

思った以上にちゃんと総括していた。すごい。

Amazon.co.jp: ラノベの教科書: 水島 ジュンジ, 伊藤 ヒロ, すぶり: 本

本気も冗句も含めていわゆる作家志望人口ってどれぐらいいるのかねえ。少なくともこんな本が出るぐらいには数としては見込まれているんだろうか。文学系の雑誌は売れてる数より応募総数の方が多い笑い話があるけど。

萌特化書店員 : 「ラノベもしのぐ勢い!?」とダ・ヴィンチが言うので、美少女文庫とキルタイム系文庫のパロタイトルまとめ

『僕と彼女のゲーム戦争』の作者はやっぱり戦争ゲームがうまかった! 師走トオル先生の 『コール オブ デューティ ブラックオプスII』レビュー - 電撃オンライン

楽しそうでいいなあ(笑)

ぶく速 【悲報】剛力彩芽「原作に出てくる”髪の毛が長くて色白な女の子”という栞子のイメージを全部覆そうかと思っています(笑)」【ビブリア古書堂の事件手帖】

……小説を原作にしたドラマなんか、別物だし髪が短くなろうが宇宙人が突然攻めてこようがループ物になろうがなんだっていいんじゃないですかね、とおもいます。

電撃文庫と、その作家さんたちへ。 : 橋本紡オフィシャルblog

なんかとんでもなく気が狂ったようなことが書いてあるんじゃないかと勝手に身構えてしまったけど(だってまるで戦争でもしかけるみたいなタイトルではないか)激励でよかった。安心した(勝手に心配しただけだけど!) ファンなのです(新刊はもう買っていない点ではファンだった)。