2012年本のまとめをまとめていて
とりあえず今年はもう更新しない! というのも、もうまともに紹介したいと思える記事がほとんどないもので。いやもちろんいい記事はある。いい記事はあるけど当たり前のごとくアホみたいな記事もあって、どうでもいい記事に対するアホみたいな反応もあって、そういうのを読んだり見たりするのが段々つらくなってきた。あと2012年のベスト本とかみてるともうくだらないものばっかりだしね。もちろんいつだってそういうくだらない反応でネットは溢れていたけれど、ほんの少し前まで、そうしたものを読むのも別に苦痛ではなかった。でも今は苦痛なんだよなあ。というわけでしばし休息。
12月16日のニュース
雑記
だらだら生きている。だらだら。ブログを3つも更新(このブログをのぞく2つはほぼ毎日)してくだらない本やおもしろい本を読むのは確かに楽しいのだが明らかに先を見据えていない刹那的な所行であって、いっそのこと数年スパンでこうした趣味的な雑事をすっぱりやめてしまって投資を行いたいのだがなかなか踏み切れないでいる状況。ブログを書けというエライ人も偉くない人もいるがブログなんかやっていてよいことが誰にとってもよいとは限らない。もちろんよいことはあるのだけど。
基本読書ニュース
■第33回「日本SF大賞」受賞作が発表 大賞は『機龍警察 自爆条項』と『盤上の夜』 - はてなブックマークニュース
なるほど。どちらも個人的にはそこまで評価していません。
■『Kindle Paperwhite』を1週間使ってみてわかった7つの良点! | KeiKanri
最近外に行くときはKindleしか持って行かないもんなあ。
上記の記事とは関係なく。電子書籍に関しては正直言って「よいとおもっているひとはよい点ばかりあげ」「わるいと思っている人はわるい点ばかりあげる」という頭の悪い状況になっていてげんなりします。もちろんまだまだ限界はあるし不便ではあるし、でもよい点もあるっていう当たり前の話なのに、立場によって片方しか見ないんだもん。そりゃけなそうと思えばいくらでもけなせますよ。
■100年後の「本」|集英社 WEB文芸 RENZABURO レンザブロー
■Amazon.co.jp: 2012年 Books年間ランキング
■2013年から青空文庫で読める?著作権切れ作家まとめ - NAVER まとめ
すごい顔ぶれだな……。
いま妖精作戦読んでる。
書評
■『影武者徳川家康』はスゴ本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
大学のときの友人がやたらとおすすめしていたなあ。
■まなめ『カリスマニュースサイト管理人が15年続けたシンプルな情報収集術 (impress QuickBooks)』 - 基本読書
まなめ本だよ!
■水道橋博士『藝人春秋』について - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
これは本当におもしろい一冊だった。
インタビュー集なのだけど人選がすごい。
■東洋英和女学院大学(メディア研究・文化社会学)・岡井崇之の書評ブログ : 『人種とスポーツ――黒人は本当に「速く」「強い」のか』川島浩平(中公新書)
■『ダイヤモンドは超音速で地底を移動する』 - 成毛眞ブログ
ちょっと読んでみたい。
■『罪悪』(フェルディナント・フォン・シーラッハ/東京創元社) - 三軒茶屋 別館
かっちょいい本じゃな。
■浜野『なんとかはキリストを超えた』:あきれた。 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」
読むことはないだろうけれど、AKBにハマっている人たちはみていて楽しそうなので別にいいんじゃないかなっていう。楽しそうなのはいいことだよね。それを人に押し付けなければ。
■関『東日本大震災と地域産業復興』: 震災復興の歩みから日本産業の将来像を見通す - 山形浩生 の「経済のトリセツ」
買いたいけどみつからないよーAmazonも売り切れ。
■なんだ、エネルギー危機もなかったのか【書評】 | 橘玲 公式サイト
橘玲さんの書評、よく参考にして買っていたんだけどことごとくハズレで合わないタイプっているんだなあと思う。
■ジョン・クイギン(山形浩生訳)『ゾンビ経済学』 - Economics Lovers Live Z
ゾンビが実社会に存在した時の経済を大まじめに分析した本かと思ったがそんなわけなかった。
12月2日のニュース
雑記
よく思うんですけど、読書欲にも波があるんですよね。読書欲って言うのとはちょっと違うかな。面白い本が次から次へと押し寄せてきて、どれを読んでも傑作でもう本気出して記事を更新しちゃってどれも一押しで──というハイな状態が来たかと思ったら、なんか何を読んでも微妙な話ばっかりで乗りきれずどうにも読書が進まないみたいな時もくるし(今)。自分の気分だけではなくて、読む本にも当然影響されるわけですけどこれ、不思議だなあと思う反面そんな面白い本ばかりが出続けるわけでもなく当たり前かもしれないなあと思ったりして。
まあ……とはいうものの、ここからは年間ベストが続々とやってくる季節なので今から3月ぐらいまでは例年ノンストップ状態なのですが(それもそれでどうなんだ)。ちなみに僕は365日が1年であるという事実に反旗を翻しているため年間ベストとかは基本やらないのです。なんだその中途半端な数字は(ただの中二病)
とかそんなことを考えている間に久しぶりに更新するのでした。
基本読書ニュース
■この本がスゴい!2012: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
わーい。
■朝日新聞デジタル:「グイン・サーガ」の電子書籍完結 全153冊 - 文化
うわーめんどうくさい問題。
■世界の本が読み放題! 2500冊もの本が読める新宿カフェ「ブルックリンパーラー」に行けばメチャクチャくつろげるぞーーッ!! | Pouch[ポーチ]
惹かれはしないなあ。
■『ワンピース』尾田先生「朝5時に起きて深夜2時まで仕事してる。休みは無いです」|やらおん!
ひ、ひええ。
■本を通読するのは当たり前でなかったかもという話 - 発声練習
これは途中で気づくと「おお。そうか……」ってびっくりする。
■いまからweb漫画読むからオススメ教えろ : まとめでぃあ
みんな絵がうまいなあ。
書評
■20歳の自分に受けさせたい文章講義(古賀史健): 極東ブログ
買おうと思うやつはだいたい品切れ。
■小説家・朱野帰子の書評ブログ : 『孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生』 前野 ウルド 浩太郎(東海大学出版会)
バッタ。バッタに興味はありませんか。……ない。
■妖精世界からSFまで。想像が生んだ文学の系譜「世界幻想文学大全」 - 本が好き! Book ニュース
■『新しい市場のつくりかた』 サヨナラ技術神話 - HONZ
これはおもしろい本です。
ライトノベル
■下ネタという概念が存在しない退屈な世界2巻 「ますます下ネタテロは加速する!?」 - アキバBlog
■【ぷらちな】『新世界より』小説原作が示すアニメの未来/藤津亮太のアニメ時評‐帰ってきたアニメの門 第11回
■「ソードアート・オンライン」「アクセル・ワールド」原作者の川原礫&三木一馬がぶっちゃけトーク!内容メモを公開! | め〜んずスタジオ
■ラノベ作家の篠山半太さんが自作品を酷評されTwitterで暴れ「パスアカ漏れ」と言い逃れ: やまもといちろうBLOG(ブログ)
■「ファイヤーガール」「Fate/Apocrypha」12月31日発売!C83にて先行販売(会場特典付き)も:萌えオタニュース速報
星空めておさんの新作、楽しみだなあ。
おもしろかったです↑。
■絶対にフォローするべきライトノベルあんてな達 〜私がライトノベルニュース更新をやめたワケ〜 - リココのLieと述べる記憶
なるほど。参考にしよう。
■2013年にアニメ化が決定しているライトノベルまとめ - NAVER まとめ
なんか抜けがあるような気もするが。
■【Spot the 電撃文庫】人類を救う英雄となっていく少年を描いた『ラストセイバー 救世の後継』兎月山羊先生のインタビューをお届け! - 電撃オンライン
■4Gamer.net ― 思春期男子の正統派ラブストーリー。「放課後ライトノベル」第120回は『友達からお願いします。』をお願いします
このサイトのアクセス数がめちゃくちゃあったら自分の記事を紹介してステマも出来るのかもしれないのですが、このサイトのアクセス数はまったくもって謎です。一日10ヒットぐらいではなかろうか。
11月23日のニュース
雑記
自分がやっていることが大変なことだと思っている人がいてなかなか面白いなと思った。たとえば岩崎夏海さんは毎日2400文字程度の分析的なエッセイをブロマガで出しているのだが、何度も何度もそれが「大変なことなんだ。だからこそやる価値がある」と言っている。あとはこれはまったく無名のブロガーだが月産の文字数が6万ぐらい書いていてこれだけ書けるのは神業だみたいなことを言っていてうふふと思う。
どちらも僕はそれ以上にすごいことを簡単なことのようにやってきた人がいることを知っていて、だからこそうふふと思う。岩崎夏海さんの例で言えば作家の森博嗣さんは自身のブログで(いづれまとめて本にする)予定の文章を毎日2500文字程、フリートークとしてのエッセイ部分と日替わりで国語数学理科社会とテーマを決めて書かれていた。
しかもまるで簡単なことのように。いわく「ネタはストックさせておくから枯れると書けなくなるのであって、毎日その場で思いつく癖をつければいい」(とかそんな感じだった)といっていて飄々と4年近くだったかな? その物量を書き続けていた。しかも氏は同時に小説を1年に何作も書くので文字数だけでいえばいくらでもかけただろう(かかなかっただけで)
特に何が言いたくて書き始めたわけでもないのだがようは「大変すごいことをやっているんだ」と自分で自分を思うのは危険だ、と思うのかな。世の中にはすごいことができるひとがいくらでもいて、自分はがんばっている、大変なことをやっているんだと思うと馬鹿にされるとかそういう話ではない。常に余裕がある、まだできると思っていなければそこが到達点になってしまうのではないか、と思うのである。
基本読書ニュース
■「伏線すげえええええええええええ」ってなった作品:哲学ニュースnwk
■日本に電子書籍が来るのはまだまだ時間がかかる気がする。 - 村上福之の誠にデジタルな話
どれぐらいを「時間がかかる」と思うか、かな。10年先には本屋がどれだけ残ってるか……出版社もどれだけ今の形を変えているか……。「電子書籍になるから編集がいらない!」とかそういう話ではなく。編集が集まった会社を作る意味があるのかって話。作家と編集者がタッグを組んで二人でやればいいわけで。
■SF作家、ストルガツキー氏死去 - シネマニュース : nikkansports.com
■電子書籍が切り開く個人出版の新たな地平〜『Gene Mapper』作者・藤井太洋氏インタビュー〜 (1/3)(BLOGOS編集部) - BLOGOS(ブロゴス)
うわっもうなんかどこをとっても「うわああ出来る人だあああ」って感じ。どの受け答えにしても「じっくりと考えてきた結論」としての深さ(リアリティと反論への防御力)がある。
■僕たちのゲーム史 さやわかさん - 岩本哲生 - 著者に会いたい | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
こういってはなんだが……著者近影は載せないほうが……(本はおもしろい! 本は!)
書評
■FSSを語れない人は不幸、語れる人は異常?ユリイカで永野護特集 - 本が好き! Book ニュース
いまさらFSSちまちま読んでいる僕である。
■政局難民のための『ホール・アース・カタログ』 - 竹田圭吾blog.
ウェブで政治を動かすはたいへんおもしろかったです。
■バッタ博士の脅威の本『孤独なバッタが群れるとき』 - 火薬と鋼
■『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』(文春新書)を著して - NPO法人POSSE(ポッセ)代表・今野晴貴 - Yahoo!ブログ
恐ろしい。
■数学が生物学を変える『数学で生命の謎を解く』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
■レールを失ったロスジェネ世代、レールを作るゆとり世代 - デマこいてんじゃねえ!
ロスジェネ心理学、売れているみたいですね。
■クノー『文体練習』:アイデア勝負の文体模写。 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」
タイトルから勝手に、色んな文体を実体験形式で練習させてくれる本なのかとおもいきや、他人がやったいろんな文体を読まされるだけの本だったのか(笑)それはそれでおもしろい。
これを読んで買ったけどめちゃくちゃ面白かったです。うん……八千円は犠牲になったけどな……。
ライトノベル
■小説系の同人創作ノウハウをまとめてみた - Togetter
■ラノベに登場する最強の美少女スナイパーは誰!? | ダ・ヴィンチ電子ナビ
スナイパーvsスナイパーが好きなんだけどあまりないんじゃあよね。あとちゃんとシュピーゲルシリーズも入れてあげてね。
ひどすぎて笑った
――なるほど。たしかに視野が広い人間のほうが出世しやすそうですね。ところで先生、ラノベ作家という職業のせいで、つらい目にあった事はありますか?
デビュー直後なんですが、とある飲み会に参加した時、知り合いの知り合いで初対面の女性に「お仕事は何をしてるんですか?」と聞かれたので、たまたま持っていた自著を見せたんですよ。そうしたら、その場で朗読されて「気持ちわる〜い!」と小馬鹿にされた事があります。その時は殺意に近いものを覚えましたね。
Kindleで出てくれないとよめないんだ……(そんなことないけど)
■4Gamer.net ― 「放課後ライトノベル」第118回は『ROBOTICS;NOTES 瀬乃宮みさ希の未発表手記』で10年前の種子島に行ってみよう
ネタバレがあるらしいので読めなかった。
思った以上にちゃんと総括していた。すごい。
■Amazon.co.jp: ラノベの教科書: 水島 ジュンジ, 伊藤 ヒロ, すぶり: 本
本気も冗句も含めていわゆる作家志望人口ってどれぐらいいるのかねえ。少なくともこんな本が出るぐらいには数としては見込まれているんだろうか。文学系の雑誌は売れてる数より応募総数の方が多い笑い話があるけど。
■萌特化書店員 : 「ラノベもしのぐ勢い!?」とダ・ヴィンチが言うので、美少女文庫とキルタイム系文庫のパロタイトルまとめ
■『僕と彼女のゲーム戦争』の作者はやっぱり戦争ゲームがうまかった! 師走トオル先生の 『コール オブ デューティ ブラックオプスII』レビュー - 電撃オンライン
楽しそうでいいなあ(笑)
■ぶく速 【悲報】剛力彩芽「原作に出てくる”髪の毛が長くて色白な女の子”という栞子のイメージを全部覆そうかと思っています(笑)」【ビブリア古書堂の事件手帖】
……小説を原作にしたドラマなんか、別物だし髪が短くなろうが宇宙人が突然攻めてこようがループ物になろうがなんだっていいんじゃないですかね、とおもいます。
■電撃文庫と、その作家さんたちへ。 : 橋本紡オフィシャルblog
なんかとんでもなく気が狂ったようなことが書いてあるんじゃないかと勝手に身構えてしまったけど(だってまるで戦争でもしかけるみたいなタイトルではないか)激励でよかった。安心した(勝手に心配しただけだけど!) ファンなのです(新刊はもう買っていない点ではファンだった)。
11月11日のニュース(カルテットフィンガー)
雑記
お久しぶりです。このブログの話ではないんですけど、なんで面倒くさいことってなんでこんなに面倒くさいんでしょうね。この前こけて捻挫したのを労災にしようとしたら書類を書かなくちゃいけなくて、これ、たぶん書き始めたら30分かからないんですけど、どうしてもやる気が起きない。今日なんか休日で一日家にいるんだからどこかのタイミングでやればいいのに。
締め切りがないというのが1点。やらなくても別に誰にも迷惑がかからないし、一週間後でもいいというのがやる気を無くさせる。でもそれだけだと説明がつかない。僕はね、ここにアクションポイントっていう概念を導入したらいいんじゃないかと思うわけです。休日といったら一日時間があるわけだから、だいたい何でも出来るわけじゃないですか。ジムにいってもいいし、走っても散歩にいってもいいし本を読んでいてもいい。
たとえば僕は痩せなくちゃと思っているので走ったらいいんじゃないかと思うんですけど、これはしかし僕の生来の行動パターンには入っていない物なので、それをやろうとしたら自分の中に新たな回路を創りあげないといけないわけです。まずその回路の開発にアクションポイントが使用されてしまう。そこにくると本を読むというのは僕にとってはごくごく日常的な動作であり、回路、そこに至るシステムが組み上がっている。
読書はそもそも好きだという感覚がありますから、そう、アクションポイントだって1しか消費されないとしましょう。でも走るのにはまず回路を創りあげるのにポイント5、実際に走るのに3ポイントぐらいのアクションポイントが必要なのです。普段しない行動、ルートを外れる行動は今回路をつくり上げるとか言う謎の比喩を使ってますけど、でもそれぐらい人間にとってはしんどいことだと思うんですよね。
みているとわかると思うんですけど人って変化を嫌いますからね。できれば自分のアクションポイント消費を最小化して(これは念の為書いておくと体力を使うほど高くなるという意味ではないですよ。たとえば走るのが好きな人でまったく本を読まない人は僕の場合とポイントが逆転するはずです)最大の効果を得ようとする。もちろん未来の事を考えたら自分の中に未来を想定した回路を作り上げておいたほうがいいんでしょうけど、うーん、どうしても目先の方に意識が集中しちゃうんですよね。
※追記
この記事を一回更新するのに3時間ぐらいかかってます。だから更新できないんだ……。というのもニュースを漁っているだけじゃなくて、ニュースを漁っているうちに考えたことを別ブログに書き散らしているから、先に進まないんです。以下が更新中に書いた記事。
ラノベ定義論について - 基本ライトノベル
本をたくさん読んでもまったく偉くならないし、凄くなるわけでもないし、金が稼げるわけでもない。 - 基本読書
時間だけなら大したこと無いんだけど、単純に疲労します……。
基本読書ニュース
■いい本に出会えるカフェバー「Brooklyn Parlor」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
うーむ行ってみたい。一人で行くには腰が重い。
わーこれもおもしろい。今回は研修医用の文章っていう凄く限定しやすい枠組みだったから読者数なども想定がつきやすいけど、それ以外のパターンだとどうやって算出しているのかなあ。
■Amazon.co.jp: 現れる存在―脳と身体と世界の再統合: アンディ・クラーク, 池上 高志, 森本 元太郎: 本
この本たしかに面白そうではあるけどなんでこんなにブックマークがついてるんだろう??
Amazon.co.jp: 言語における意味: アラン・クルーズ, 片岡宏仁: 本
8000円超えか……。こういうのは一部の研究者の方などが買うんだろうか。どれだけ売れたら元が取れるんだろうなあ。そもそも需要があるのか……。
編集側の意見。おもしろい。
■作家と本:知識を得るということはやっぱり読書、万物が流転しても (1/3) - 電子書籍情報が満載! eBook USER
90なのにアグレッシブに変化を受け入れていけるのは凄いな、と思うけどでもこれもたぶん偏見でしょう。歳を取るたびに物事が受け入れられなくなっていくというのも。もちろん傾向としてはあるんでしょうけどね。
■「男を見極めるには本棚を見ればいい」…政治家と読書—オバマ大統領、橋本元首相が読んだ本とは? : アゴラ - ライブドアブログ
■Amazonはなぜ本を売るのか〜その戦略にビジネスを学ぶ : ライフハッカー[日本版]
■クリス・アンダーソン、WIRED編集長を辞任 « WIRED_.jp
MAKERSを体現している人。
■ぶく速 BEATLESSで初めて現代SFを読んだ者だけど他に現代SFでオススメの作品はありますか?
いや、絶対に神林長平を読むべきだ。
書評
■ソーシャルもうええねん - 情報考学 Passion For The Future
■台風の科学: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
■経済学者自身による経済学批判。『ロマン主義の経済思想』 - 本が好き! Book ニュース
■村上『はじめてナットク 超伝導』:ミス超伝導ねたが寒いが、それ以外は非常によくわかる。ブルーバックスの王道。 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」
僕も読んだんですけどピンとこなかったなあ。ポイントポイントで非常に面白い話はあるけれど全体としては、はあそうですか、という感想です。
ライトノベル
■カリスマ編集者・太田克史氏 @FAUST_editor_J が、若者に告げる"仕事"のこと - Togetter
カリスマ編集者って呼ばれるのどんな気分だろう。
■我々の青春を引き受けてくれた、往年のライトノベルまとめ - NAVER まとめ
驚くほど王道なチョイスでむしろ珍しい。
■ばかすぎる。下品すぎる。おもしろい。 - 24時間残念営業
のうりんについてのレビュー。
■米澤穂信先生の講演会『日常の中のミステリ』レポートまとめ - Togetter
下手なこと言えないな。
■ライトノベルは中高生の読むもの? - デマこいてんじゃねえ!
■冬コミのwebカタログ見たら「川上稔」って書いてあるんだけど・・・ - 主にライトノベルを読むよ^0^/
■「WHITE ALBUM 2」でダブル展開! ノベライズ&コミカライズいたしますよ!! (GA文庫ブログ)
正直あんな完璧な物語を前にノベライズもコミカライズもやるほうが大変だよなーと思うわけですが。絵も文章もすでにあの中に入ってるじゃん!
■第三回本格ライトノベル大賞各作品コメント: 京大SF・幻想文学研究会ブログ
これはなかなかおもしろーそーですね。
■主人公は右翼の女子高生、著者は経営者…異色の小説がブーム!?(1/3) | ビジネスジャーナル
ブーム!? と疑問形にするとなんでも許されるマジック。
10月28日のニュース
雑記
紙の本だった時と電子書籍によって失われるものと得るものっていういまさらな内容を書こうと思ったんですけどちょっとつかれたので休憩……。とりあえずアップだけはしておきます。
Kindle 電子書籍
■キンドルが開けた「パンドラ」 競争が崩す商慣習 :日本経済新聞
ついにきた。
■Kindle上陸が日本の出版に問いかけるもの まつもとあつし寄稿
そう、端末戦争は本筋ではない。そういう意味でつらいのはニコニコ動画とかkobo……。
■Kindleダイレクト・パブリッシングの規約を読んでみた - Six Apart ブログ
取り分は35%か。まあそのうち70%プランも使えるようになるでしょう。
■Kindleストアでの小学館作品のディスカウント価格には要注意な件 - もとまか日記
パトレイバーもあるのか。買おう。
■どのようにして電子書籍で1万5000ドルを儲けたか?という体験談 - GIGAZINE
■日米Kindle、切り替えられるようになりました が。:海外速報部ログ:ITmedia オルタナティブ・ブログ
■電子書籍なのに縦書きで本を売る日本の出版社の前近代性(かさこ) - BLOGOS(ブロゴス)
意外だったのがブクマなんかで「縦書きの方がいい」ということを言っている人がいることで、え、そうなの? 横書きのほうがいいじゃんむしろなんで縦書なわけ?? と思ってしまう。
■Amazon の Kindle だと、かつて絶版だった星新一のSFエッセーきまぐれ博物誌・続が読めるSF感にびっくり - くるえるはてなくしょん
続々と沸き起こる歓喜。
■消費者庁、楽天の電子書籍コンテンツ数“水増し”に行政指導 -INTERNET Watch
その裏で起こる悲報。悲報ってか自業自得だ。
■Kindleで購入した電子書籍は、実はユーザーのものではない « WIRED.jp
こういう所有権の問題はこれからいちばんのポイントになるんじゃないかなあ。所有権が欲しいと思うのは根本的な欲求だし。ディズニーの年間パスポートみたいなノリでいけるならいいんだけど。
■Kindleが上陸したけれど、本当に私たちを幸福にしてくれる電子書籍に気づいている人はやっぱり少ない - 新・リストラなう日記 たぬきちの首
基本読書ニュース
わあなんじゃこりゃ。いいなあ。
■学校読書調査:中高生の好きな作家、「山田悠介」圧倒的1位 文豪は不人気− 毎日jp(毎日新聞)
そーなのかー。
■食欲、読書、芸術――カレーと古本の街「神田」でさまざまな秋を楽しもう - はてなブックマークニュース
実は一度も行ったことがない。ずっと東京に住んでるんだけど、意外と行かないんだよね。この前初めて皇居にいって感動しちゃったもん。
■読み終えるとタイトルの秀逸さに震える小説 - NAVER まとめ
■「『ジョジョ』が25年続いている理由」―荒木飛呂彦氏が語る - トレンド - 日経トレンディネット
波紋古いよな、と思えるのがすごい。
書評
今回は書評少なめ。珍しく積ん読本がいくつかあるので、満たされてます。しかしあKindleで大抵の本が買えるように成ったら積読もなくなるのか。
■すべらない授業 − 『これが物理学だ!』 - HONZ
ライトノベル
■冲方丁「『テスタメント・シュピーゲル』の続きをツイッターで連載するのだ!」:萌えオタニュース速報
正直な気持ちをかけば「頼むからやめてくれ」なんだけど、いろいろな制約を乗り越えてくれるならそれでも……。とにかく文のリズムが140文字制限によって崩されることが嫌だ。
■キャラにぞっこん ラノベの魔法 : サブカル列島 Zipang異聞 : 企画・連載 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
■涼宮ハルヒ:作者・谷川流がゆかりの地・西宮への思い語る 企画展でメッセージ展示 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
ついにKindleが!
ついにKindleがきたのでこのブログを更新したいのですけど時間がない!! これがサラリーマンの限界か!! 他にもブログ二つ更新しまくっているので単純にこっちの優先順位が低いだけですが、さすがに日曜日には更新したいと思っています。iPadminiが発表されて、「Kindleもなかなかこないし読書端末のつなぎとして買おうかな〜」と思っていたのですけどそこにKindleが!!
「iPad mini」でもいいじゃんと思うかもしれませんが、こういうのは「それしかできない」、つまりは機能が制限されている方がいいのです。ポメラという「書くことしかできない」端末が2〜3万するのによく売れたように、「ネットやゲームがくっついてたら読書なんか集中してできない」んです。だからKindleは読書しかできない端末として買うというのが僕の狙いです。
だいぶ興奮してますけど重要なのはコンテンツ(文字)であって、メディア(電子か、本か)ではありません。人が本を読んで興奮し、知識を広げ、遠い世界に思いを馳せるのはそこにある「文字」を読み取ったからであって、紙なのか電子なのかは問題ではないというのは忘れないようにしたいですね。いや、でも電子書籍はメディアとしても便利だからさ。
そんな感じでつなぎ更新でした。じゃあまた。