雑記

「読書が趣味なんですか?」
 「はい」
 「えーじゃあオススメとかってなんですか?」
 「…(普段本を読まない人間にどんな本を薦めていいのかわからん……)伊坂幸太郎とか面白いですよね」
 「あー知ってますよ(っけ、読書が趣味とかいいながらそんなありきたりな本しかオススメできないのか)」

 ツイッターでも書いたけど、絶対こう思っているんですよ! この状況でいったい何をオススメするのか、これって結構深刻な問題! たしか堀江さんが言っていたことで、「毎日毎日ラーメンを食うようなヤツがオススメするラーメンを食おうとは思わない。だって毎日ラーメン食えるような舌が俺の舌と同じわけないもん」みたいな、まさにそんな感じなんですよね。普段から本を読んでいるような人間と、読まない人間じゃ絶対に嗜好はことなる。

 まあ、状況にもよりますがね。本気でオススメを聞いているんだったら本気で答えればいいし、単なる会話のひとつとして儀礼的に質問されたんだったら、相手がギリギリどこかで聞いたことがある、ぐらいの作家さんを挙げるのがプライドも満たされて、会話も弾んでいいでしょう。ドラマ化されていなくて、これからされるかも、ぐらいの作家さんをあげればちょうどよさそうです。三浦しをんとかね。