5月1日のニュース

雑記──ランキングについて

 かなり遅い話題をしますが、本屋大賞が発表されましたね。今回は一位が天地明察ということで、なんとなくわかるなぁーと思ってしまいました。作品として優れているものを選ぶのが目的ではなく、書店員さんが売りたい/売れる と睨んだ物を選出することが目的なのでしょうから。本の出版の時期的なこと、ちょうど文学賞をとって注目を集めていたこと、他の候補作が少々時期を逸していたこと。などなどが重なっての受賞だと思います。

 しかし疑問なのが、ランキングの9位や10位の存在です。9位は東野圭吾の「新参者」10位は村上春樹の「1Q84」どちらも超人気作家の、渾身の一冊です。内容だけなら、天地明察と勝るとも劣らない。この二冊が最後尾なのはひとえに「本屋大賞に選出しなくても勝手に売れるから」なのでしょう。いわば、「まあ入れておかないと色々うるさいから一応候補作に入れておこう」というだけの意図で、無意味にいれられたようにしか見えないのです。最初から一位を取らせるつもりなんかないのだったら、そもそも候補作に入れなければよろしいのではないか? と私などは思ってしまうのです。

 それはそうと、TOP10というランキング形式に私は懐疑的です。だって誰もかれも、単にキリがいいからというだけの理由で10という数字を選んでいるにすぎないからです。結果、最期の方の7位8位9位10位は、何の為にランキング付けされたのかさっぱりわからなくなってしまうのです。世の中にはそういう「なんだかよくわかんないけどキリがいいから」というだけの理由で適当な数字付けをされたランキングや、または自己啓発系統の人生法則の本が溢れかえっているのです。たとえば幸福に生きる為の100の法則とかね。100? 100個も法則を覚えられるはずが無いでしょう。大体10個ぐらいしか最初に考えてなくて、あとの90個は「やべー思いつかねぇー」とかいいながら適当に後付けで考えたに違いないのです!(決めつけ)

 なので私はランキングがあまり好きではないという話でした。もしくは法則や、ランキングをするにしてもキリのいい数字とかいうどうでもいいことに惑わされないで、「純粋な気持ちで選んでほしい」というだけの話なのです。

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 まあ「どうやって二巻出すねん」というようなお話だったのでまったく不思議でもなんでもないのですが、新作は純粋に楽しみです。

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 スベってようがなにしようが、はたまたどんなジャンルでもいい。新作が読めるなら……。

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 納得いかない。

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 まったく関係ないのですが、昔この本を読んだ時に読むのを途中で断念したのです。その理由が確か「ブーメランで敵をばったばったとなぎ倒す少年が出てきて萎えた」とかいう意味のわからないものだったんですが、本当にそんなヤツが出てきたのか気になります。本当にどうでもいいなこのコメント。