5月13日のニュース
世界の合言葉は水
短編集。そのどれもが、世界と宇宙に繋がるスケールの大きなお話。それもそのはず、この短編集がテーマにしているのは一貫して「水」で、水はこの地球の70%を占めていて、つまり水について語るということは地球について語ると言う事なのだ。とかそんな事は正直どうでもいい。この短編集が素晴らしいのは、「わけのわからない感動」が味わえる点だ。この短編集を読んでいると、突然目の前に広がった素晴らしい風景に唖然とするのだ。特に塩害の季節のイメージは素晴らしい。なぜだかわからないけれど泣きそうになったよ。絵だけで。どの話も「地球」そして「宇宙」に繋がっていて、短編なのに壮大な話ばかりだった。
- 作者: 安堂維子里(あんどういこり)
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2010/03/15
- メディア: コミック
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