2月19日のニュース

雑記

 ナウシカ面白かった―。漫画版を読んだ今だからこそわかるのだけれども、ストーリー的にはかなり投げっぱなし。ナウシカはそのある意味神的な愛でもって、オームもトルメキア風の谷もまとめあげたけれど(トルメキアの服を着て、オームの血を浴びたのが象徴的)そもそも人間があんだけぼこぼこ殺し合わなきゃいけないぐらい追い詰められていっているのは、腐海がどんどん人間の住む地を侵略していっているからで、そんな状況でみんな、仲良くやりましょうね、っていったって、無理じゃないか。本当だったら「森も、人間もうまくいく」そんな解答、もしくはそれに近いものが示されていなくちゃあいけないんじゃあないかな。でも出されていない。だからかしらないけど、映画版のナウシカはどうにも嘘臭い感じがする。

 ただ映画はやっぱりイメージが鮮烈で、一度見たら十年二十年は絶対に忘れないであろうシーンが幾つもある。らんらんいいながら黄金の地に立つナウシカとか、オームがズゾゾゾゾと大群で移動する場面とか、ユパ様がカキーン! てやるとことか。いったいぜんたい何がどうしてそんな風に、頭から消え去らないイメージなんてものが生み出せるんだろう? そこに必要なのは、なんなの? 不思議だ。

2月19日のニュース

福岡伸一の幻想を破壊してみた

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アニメ『刀語』と『センコロール』の可能性について

 センコロールが何なのか知らなかったんですが、どうも個人製作のショート劇場アニメ? のことみたいですね。

11人の暗殺チーム:ドバイの監視カメラ網が捉えていた全行動(動画)

 冗談抜きで世の中には暗殺チームなんてものがいるのだ……

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「私はここにいる」――『涼宮ハルヒの消失』に見る肯定の思想

 うん、最後のイントネーションは明らかに「雪」じゃなくて「有希」だったなあ。すごく不自然であった。