5月8日のニュース
雑記
樺山三英さんの『ハムレット・シンドローム』を読んでいます。ガガガ文庫から出ているライトノベルなのですが、昭和初期の作家・久生十蘭の短編「刺客」および「ハムレット」を翻案した作品で、雰囲気はライトノベルっぽくないです。久生十蘭氏のハムレットは当然シェイクスピアのハムレットを原作にしているわけであって、原作付きの作品をさらに原作として作品を作るという、なかなか混乱する構造になっています。そもそもシェイクスピアのハムレットにも元ネタのようなものがあったようですし、どんな作品だって「何らかの影響を受けている」ということがわかりますね。「俺は何の影響も受けてない、完全にオリジナルだ」という作家さんがもしいたとしても、生涯で一冊の本も、話も体験したことがないというのはちょっと信じられない。まあだからなんだというものでもないんですがね。「オリジナルって、何?」ってことが言いたかったのかもしれません。どうでもいいことですがね(眠い)。おやすみなさい
基本読書ニュース
◆Togetter - まとめ「ストーリー第9回目 シナリオライティングの参考書は何を読むべきか?」
◆アニメ化決定「俺の妹」6巻発売 平積み45面展開 - アキバBlog
◆俺の妹がこんなに可愛いわけがない(6)発売記念 伏見つかさインタビュー - アキバBlog
◆アニメ化を果たした「伝説の勇者の伝説」の鏡貴也さんにインタビュー、小説家になるコツや執筆スタイルを大公開 - GIGAZINE
◆ジュンク堂書店公式サイト WEBほんのしるべ 批評家の思考―福嶋亮大『神話が考える』(青土社)刊行記念フェア
◆ゆめみがちサロン:10代で読んでいないと恥ずかしい必読書一覧
誰が読んでいるんだよこんなに……。専門家でも結構読んでいなかったりするのでビビル。
◆ひろゆきが、相手が専門用語使うと「僕知らないけどどういう意味なんすか?」と無知なフリして聞くのは戦術 - スチーム速報 VIP
◆Togetter - まとめ「ケータイコミック関係者による最近の電子書籍ブームへのぼやき」
◆Togetter - まとめ「『存在論的、郵便的』2010年再評価の視座」
◆ 「頭の良くなる本を教えて下さい!」「ごめんなさい」 読書猿Classic: between / beyond readers
◆ 書誌オンチと岩波文庫という「毒麦」 読書猿Classic: between / beyond readers
これは良い。
◆e-ぱふぱふ通信: 電子書籍は一体誰が恐れているのか(byコデラノブログ)に元書店員の立場からコメント
◆ASCII.jp:業界関係者から歓迎の声も――スキャン代行は「悪」なのか
◆思考する豚(ライアル・ワトソン著・福岡伸一訳): 極東ブログ
◆エロゲメーカーの人って『フリー』を読んでいなさそうだし、mixiアプリも漫然とやってそう - 煩悩是道場
エロゲを売るのにフリー構造を適用しろという話。Mixiアプリのように数を増やして無料で出して、広告や課金することによって儲けろという。たしかに構造を変えないとどうしようもないけれども、エロゲ作っている人はまったくもって納得しないだろうな、と思った。
◆書評「デフレ不況 日本銀行の大罪」 - Baatarismの溜息通信
◆ISIS本座 - 『銃・病原菌・鉄』ジャレド・ダイアモンド 松岡正剛の千夜千冊
◆リヴァイアさん、日々のわざ: MOE6月号「子どもに手わたす絵本100」
◆お茶妖精:海外アニメファンが語る「アニメの題名を変えられるなら何にする?」 - livedoor Blog(ブログ)