5月22日のニュース
ピックアップ
◆今日もやられやく 少年エース掲載の『日常』アニメ化 制作は京都アニメーション
『日常』一巻だけ読んだのですが、僕はシュール系のギャグ漫画があまり好きになれないのであんまり楽しめなかったような記憶が……。しかし直接的なギャグを京アニがどう表現するのか気になるところです。
電子書籍
◆ASCII.jp:個人電子出版の可能性──マンガ家 藤井あや氏に聞く|まつもとあつしの「メディア維新を行く」
◆あの名作SFはどのくらい電子書籍化されているのかなんて調べなければよかった。星雲賞海外SF長編部門編。 - 万来堂日記2nd
早川ェ……。
◆Togetter - まとめ「iPadやKindleのような書籍プラットフォームが普及したら、ブックオフってどうなっちゃうの?」
基本読書ニュース
◆asahi.com(朝日新聞社):RPGみたいな小学校教科書 バンダイナムコが共同制作 - 社会
教育というものがどんどんわからなくなっていく。
◆本屋大賞の映画化作品『告白』の原作者・湊かなえが本音を告白! - シネマトゥデイ
違法ダウンロードぶっ潰す!
◆ サッカーライターやブロガーが直接的にお金を稼げる時代は近い? | ajickr blog
専門のライターがほとんど消え失せる世界を代償として、大小のブロガーが少額ずつ稼ぐ世界を召還!!
気合が入った素晴らしい記事。
◆近所の本屋でこれとこれが隣に並べて売られてるんで笑ってしまった « おれせん?
◆ マッド・サイエンティスト、知の静脈部門へ向かう 読書猿Classic: between / beyond readers
◆ 願望を実現する一枚のポスター 読書猿Classic: between / beyond readers
◆ あえて賢くあれ/人は自分の無知(バカ)について責任がある 読書猿Classic: between / beyond readers
なぜこんなに日々書けるのだろう?
書評
◆404 Blog Not Found:プロの犯行ですありがとうございました - 書評 - オーディンの鴉
◆404 Blog Not Found:理の不安 - 書評 - これからの「正義」の話をしよう
これは読まなくては。
◆ねこねこブログ : まおゆうにはいない、目を瞑らない愚かさとしてのリア王子。ピーター・S・ビーグル「最後のユニコーン」 - livedoor Blog(ブログ)
◆Togetter - まとめ「BigHopeClasic さんに聞く、「まおゆう」における「丘の向こう」の先にある不幸」
◆大学教員(メディア研究・文化社会学)・岡井崇之の書評ブログ : 『スローモーション考―残像に秘められた文化』阿部公彦(南雲堂)
マンガ・その他
ねじめちゃんとガンブレイズウェストに戻ってきて欲しかったけどもうだいぶ古いな。
◆カゼタカ2ブログch : 漫画で笑ったシーンを淡々と書き並べるスレ - livedoor Blog(ブログ)
面白かったのは覚えているけれども実はあまり印象に残っていない漫画だったりする。
◆「HUNTER×HUNTER」のゴンさんコラを今更ながら作ってみた:プラティカルパ
雑記
ひょっとして雑記邪魔? と思ったので試しに下に移動してみる。とりあえず今読んでいる『失われた近代を求めてI 言文一致体の誕生』がわりと傑作っぽいので興奮しています。二日ぐらい前に書いたのと同じように、橋本治版日本文学史のような内容で、日本語の成立過程からどのように日本語文体が変化していったのかに注目した一冊です。
とりあえず一つ面白かったところを挙げるのならば、口語文と文語文の違いです。
「口語」というのは「書き言葉」に対する「話し言葉」です。「話したまんまを文にしたのが口語文か?」といえばそういうこともなく、口語文とは「話したまんまを元にして作った話言葉に近い文体」とかいう地味に複雑なものなのですね。
それに対しての「文語」の概念は当然「書き言葉」です。しかし「文語体」とは「文章に使われる書き言葉による文体」ではないのです。なぜならそういうことになってしまったら、口語体が広く流布した時点で口語体=文語体になってしまって、概念を別にする意味がなくなってしまう。文語体が文語体として存在する為には、文語体に「書き言葉」以外の概念を与えなくてはなりません。その概念が、「文語体=古典の文体」であるという理解です。
現実にある口語と文語の対立は「書き言葉」と「話し言葉」の対立ではなく「古い言葉と新しい言葉の対立」なのです。