12月18日のニュース

雑記

村上春樹の小説は大好きなんですけど、なぜか翻訳だけは読めないんですよね。ライ麦とかもう全然ダメ。どうも自分の中にある強烈な「村上春樹観」みたいなのが邪魔をしているんじゃないかと思うんです。つまり村上春樹の書く文章に対する圧倒的な信仰がまずあって、翻訳では村上文体は死ぬんですよ、当然ですけど。村上春樹の文章が読みたいのに村上春樹じゃないんです。当然多少は入っている。というかそもそも翻訳にそんなものを求めるもんじゃないんですよね。「村上春樹が訳している」っていうのを頭から消し去ればいい話なんですけど、たぶん無理だろうなぁ……。

そういえばちょっと前に、なんだったかな、各作家の文体を真似て、同じ文章を書いていくっていうエントリー? ブログではなかったはず、ですけどそれで「おお、これいいなぁ」と思った文章が真似していたのが神林長平だったのです。僕はこの世で一番好きな作家、神林長平なんですけど「神林長平の書くテーマ」が好きなのか「神林長平の書く文章」が好きなのか、どっちなんだろうなぁと疑問に思いました。

村上春樹がたとえばクソくだらないテーマ、うーん、便所はマジ素晴らしい神がこの世に生み出した傑作のひとつだ、とかを書いたとしても、あの文体といつもの調子でやれば面白いと感じてしまうのかな? と。もちろん極端な話ではあるんですけどね。たとえばテーマ(問題意識?)2:8文章 の割合で好き、とかそういう細かい配分だってあるはずです。

僕は好きな作家の「何が」好きなんだろう? と考えてみたりするけど、うーん、あんまり意味のない話ですね。

基本読書ニュース

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書評

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文章のノリが凄すぎる……。

「さよならもいわずに」が見せつけたマンガの可能性 - 凹レンズ 〜まとまりのない日記〜

これ、そういえばジュンク堂のレジ横にいつも置いてあって気になってたんですよね。気になって気になってしょうがないのでこんなに毎回気になるのはそろそろイラつくからいっそ買ってしまうかと思った後なんかジュンク堂の戦略に負けた気がするからやだ!! となんかひねくれて買うのやめたんですけど読んでみたくなりました。

『セドナ、鎮まりてあれかし』(泉和良/ハヤカワ文庫) - 三軒茶屋 別館

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こ、こんなものまで送られてくるなんていーいーなーー!!

ノスタルジックな未来「本は、これから」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

僕が一番理想だと思うのは、物としての本は今までと同じぐらい流通して電子書籍もまったく同じぐらい流通することなんだけどまあ不可能だろうなあと思うと悲しいですね。