2月5日のニュース - 基本読書ニュース

雑記

昨日……更新する前にIphoneのアプリで、『ゲーム発展国』というゲームが115円で売られていたのを見て、即座に買ってプレイを始めてしまったのが運のつきでした……。気が付けば夜の2時になっており「あ、更新してない。もういいや」と判断し蒲団にもぐったもののゲームが気になって蒲団の中でぴこぴこやっていたら4時になり、なんとか寝たものの次の日の待ち合わせには盛大に遅刻……。

「辞めどきがわからないゲーム」というのは世の中に多くあるようです。僕自身はゲームをやる時に常にある種のプレッシャーを感じる人間なので（この感覚はうまく表現できない）やめられずにずっと起きているような状況になることはめったにないのですが、今回は別でした。

辞められない原因の一つとして絶対に挙げられるのは、常に事態がシームレスに進行し続けるということがあります。シヴィライゼーションをやっていた時がまさにそうでした。いつでもセーブをして辞められるにも関わらず、「ここで一区切り」というのがないのでどこで区切ったらいいのかわからんのです。

この『ゲーム発展国』も同じで、人員を集め、ゲームを開発し、そして売る、そういうシンプルなゲームなのですが中断すべきポイントというのがない。そしてどんどん成長していく。流れとしては「どんなゲームをつくるのか指示する」「ゲームが着々と出来上がっていく時に何十秒かごとに操作が必要になる」「出来上がったら作ったゲームの売り上げを待つ」という感じです。

問題なのは、「ゲームを作り終わった」ところで終わりなのではなく、「ゲームを作り終わった後どれぐらい売れるのか」とワクワクしてしまうことで、ここでワクワクとただ待っているのではなく「次のゲームを作り始めながらわくわくして待つ」ハメになり、「売り上げが判明して喜んだ！」次の瞬間には「わくわくして待つ時に作っていたゲームが完成している」という恐怖のサイクルが始まって抜け出せなくなるのです。

さらに言えばどんどん作れるゲームの幅が広がってくるので「あ、次はシュミレーションと恋愛要素を組み合わせてラブプラスを作ろう！」とか「プレステ２で開発ができるようになったから俺はRPG＋ファンタジーでFFをつくるぜ！」とか際限なく欲望が広がっていくのです。こまめにこまめに出来ることが増えて行くのも罠のひとつでした。

いつかゲームをつくろうと思った時には参考にさせてもらおうと思いました。