6月6日のニュース
雑記──文学少女
映画が面白かったので原作の小説を読んでいるのですけれども、面白い。トラウマ持ちの少年を語り手にし、本を食べる妖怪で美少女の遠子先輩と一緒になって日常に立ち現われる謎を解きつつ、大きな流れとしての少年のトラウマが段々と明かされていく。各話のプロット的には謎が最初に提示され、その手掛かりを得ながら謎を解いていく至って順当なミステリィなのですが、常に謎として提示される状況が既存の文学作品との類似性を持っていて、それゆえ謎を追う方法も必然的に論理的な、というよりかは文学に対しての解釈、想像を駆使しての、自由度の高いものになっています。そこが文学少女が文学少女たるゆえんとでもいうべきか、新鮮です。
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