1月16日のニュース
雑記
ほんとは「なぜ情報を得るだけの意味では激しく時間効率の悪い物語を読まなければならないのか」という話を書こうかと思ったのですけど時間が遅く気力が無いので読んだ本の事でも書きます。
村上春樹訳の絵本、『大きな木』を読みました。大変おもしろかったです。5分もあれば読めちゃうような内容なのに、深く、多くのことが読みとれる物語でした。
石川博品先生による『耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳』を読みました。薬でもキメながら書いたんじゃないかと思うような狂った内容で読んでて頭が痛くなりました。
恐ろしく読みづらいのですが、話題が一瞬にして切り替わるのでその切り替えについていけないことにより読みづらいのだと思います。慣れればいけるはずです。しかしテンションが高すぎて合う/合わないが人によって別れる作品でもあります。
キャラは立っているし世界観はシリーズを十巻続けてもお釣りがくるぐらいよくできていて、これであとは真面目に書いて行けば覇権だって取れそうな内容なのに作者の気が狂ってしまっていた為に大ファールというイメージ。
そんなところで今日もニュースをどうぞ。
ライトノベル
■既アニメ化作品を省いた次期主力ライトノベル一覧 - 主にライトノベルを読むよ^0^/
ろうきゅーぶはきそうだなあ。
適当かと思います。
■伏見つかさから見た鎌池和馬と『禁書目録』 - 主にライトノベルを読むよ^0^/
■4Gamer.net ― 「放課後ライトノベル」第26回は『サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY』で新年早々リセットだ,春埼
基本読書ニュース
■物語を守るという生き方 - はてなポイント3万を使い切るまで死なない日記
■
後天的才能は「贈り物」なのかという話 - ポンコツ山田.com
「才能」の定義はもっと広いんじゃないかな。つまり「続けることが出来ること」自体が、そもそも才能なんだと思うのです。そういう意味では、「後天的才能」なんてものは存在しないことになります。
■勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」 カナ速
こういう発想は大事だ。
■北海道オタク事情2011 〜がんばれ宅配便屋さん〜 - たまごまごごはん
ついったーやっていると北海道在住の人けっこういる感覚なんですよね。実際どうなんだろう。
■藤田和日郎氏、『うしおととら』の連載再開のきっかけの真相 - さまざまなめりっと
■Togetter - 「竹熊健太郎のつぶやく、「あしたのジョー」の担当編集者」
■Togetter - 「漫画家さん達による原稿・画材談義」
■テキスト圧縮はこれ一冊でOK!?な優良書籍「The Burrows-Wheeler Transform」を読んだ - EchizenBlog-Zwei
めっちゃブクマされてるので集まりそうだなあ。
■講談社:「60歳以上限定」新人賞を創設 - 毎日jp(毎日新聞)
こういう試みは増えていくのだろうなと思いながら読んだ。
■ディスカヴァー社長室blog: 72時間限定!電子版『ソーシャルメディア革命』無料献本キャンペーン! ●田中
め、めんどくさすぎる……。
■安藤健二『パチンコがアニメだらけになった理由(わけ)』 - 紙屋研究所
■asahi.com(朝日新聞社):【出版】「近刊情報センター」設立へ アマゾンが変えた本の販売システム - メディアリポート - デジタル
電子書籍
■読者が本の割引率を決められる!?電子書籍販売サイト「ブックーポン」が新しい理由 (ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース
書評
■教えないという教育法 - 教えることが上手な人の5つの教え方 - 読んだものまとめブログ
■無縁社会は惡くない――島田裕巳『人はひとりで死ぬ』 - 自由の騎士が行く
■「読書の歴史」はスゴ本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
読みたい!
■カンブリア宮殿<特別版> 村上龍×孫正義 - 琥珀色の戯言
思想マッチョっているのですよね(自分でもよくわかってない)。
そうそう、この作者の作品って全部「シンプルで読みやすい謎解き」っていうか、わかりやすい謎なんですよね。そのあたりは本当にうまいと思う。