6月11日のニュース
雑記
お風呂で小説を読んでいたら、声に出して文章を読み上げていることに気が付いた。そういえば前から声に出して文章を読むことがあった。もちろん全部ではない。ただ非常にリズムの良いセリフとか、素晴らしい流れの文章を読んでいると、ほとんど無意識的に声に出して呟いている。それはたとえば深い意味を含んだ台詞である場合はほとんどなくて、「了解」とか、そういった短い文章、あるいは地の分である。
それはそこだけ抜き出してみれば別になんてことのない文章なので、人に話すこともなく、たとえばブログに何か感想を書くとしても、引用なんてしないような部分だ。だからそれは僕の中に一瞬だけ浮き上がって、すぐに忘れられていく箇所なのだが、小説にとってはそのような目立たない、だけど読んでいる人間の意識をふっと浮き上がらせるような箇所が幾つもあるっていうのは、小説にとって重要な要素の一つだと思う。
小説の感想を書いていて思うのは、あらすじやテーマというような、語られやすい部分にばっかりに話題が集中してしまって、語られにくい、今書いたようなよくわかんない部分の良さを伝える手段がほとんどないことだ。リズムが良いこと、途切れず読み進められること、思わず声に出して文章を読んでしまうこと。うーん、そういうのって、なんだろうね?
ちなみに読んでいた本はニューロマンサーです。
ライトノベル
■「魔術士オーフェンはぐれ旅」再び、9月から単行本を3ヶ月連続刊行 - GIGAZINE
■『境界線上のホライゾン』に登場する18人のキャラクターやキャストを紹介!! - 電撃オンライン
■ラノベ質問状:「変態王子と笑わない猫。」新人でまさかのシメキリブレーカー - MANTANWEB(まんたんウェブ)
■これが最近話題のラノベだ!! 「俺修羅」 ブーム到来の予感:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)
二巻で終わりそうな表紙だ。
■『涼宮ハルヒの驚愕』について、三つの不満点 - esu-kei_text
■Togetter - 「ゲームを題材にしたライトノベル(not ゲーム世界を舞台にしたライトノベル)」
なんか色々抜けているぞ!
基本読書ニュース
■村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(上) - 毎日jp(毎日新聞)
■村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(下) - 毎日jp(毎日新聞)
これは良かった。なんだか色々批判されているが、効率=悪とは言っていないと思う。
■村上春樹さんの「カタルーニャ国際賞スピーチ」への雑感 - 琥珀色の戯言
■asahi.com(朝日新聞社):ノーベル文学賞 選考委の教授、一端明かす - 文化トピックス - 文化
■青空文庫に収録されている著作権切れの作品数が1万点に | カレントアウェアネス・ポータル
おお〜。情報はどんどんオープンになっていきますね。
■組み合わせて遊ぼう。アルファベットでできてる本棚! : ギズモード・ジャパン
おしゃれだが使いずらそう……
■ジュンク堂書店っていいよな | ライフハックちゃんねる弐式
■WIRED大学 新・教養学部必読書50 によせて « WIRED.jp
■文体燃焼 - 理系男子の書斎には、どうしても小説が少ない。っていうか無い。 - ファック文芸部
何がブログ名で何が記事タイトルなのかよくわからないけど面白い。
書評
■愛し愛されて生きるため「上手な愛し方」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
■やる気が出ない人の心理学 レバレッジメモ - 西尾泰和のはてなダイアリー
■神饌 ― 神様の食事から"食の原点"を見つめる - 情報考学 Passion For The Future
■『こうして彼は屋上を燃やすことにした』(カミツキレイニー/ガガガ文庫) - 三軒茶屋 別館
タイトルがイイネ!
■不自然なエコロジー - 『地球の論点』 : アゴラ - ライブドアブログ
SF的に環境政策を推し進めると都市に集中居住して狭い屋内で出来るだけ資源を使わずに過ごし、生存上の欲求はすべてバーチャルリアリティで解決する、とかが面白いかもしれない。