11月20日のニュース

ライトノベル

ラノベ短信:「魔法科高校の劣等生」3巻が文庫部門首位 「ガリレオの苦悩」のV6阻む オリコン - MANTANWEB(まんたんウェブ)

わお。

ハードカバーのライトノベルレーベルというアイデア - Sa雪→書を読むこと

すごい事言うなあ。
西尾維新はハードカバーで売れているというけれどあのレーベルで売れているのは西尾維新だけなんだなあ……。あと奈須きのこか……。メイン読者である中高生は買わないだろうからキツイんじゃないかな。

主人公の防御力がたかいラノベが読みたい

やはり俺の青春ラブコメが間違っているは主人公の防御力高いよ。

『僕は友達が少ない』がタイトル詐欺すぎて憤死寸前のあなたにオススメする真の“ぼっち”ラノベ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 - ウィンドバード::Recreation

はがないのキャラは初期状態がもっとも合理的じゃね?

村上春樹大好きだけどはがないも大好きだよ。

『このライトノベルがすごい!2012』への批判に対するライトノベルクラスタの反応 - Togetter

ねこねこブログ : このライトノベルがすごい!2012協力者問題。SF「その道は10年前に俺達が通った道だ!!」批評家によりジャンルが馴れ合いマニアック化して荒廃する問題について。 - livedoor Blog(ブログ)

なんか面白いことが起こっているけどめんどくさい。

雑記

『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』の3巻が出た。
数少ないラノベで待っているシリーズ。
僕は友達が少ないシリーズと非常によく似ているが(実態のよくわからない部活に友達がいなかったり問題のある人間が集まってだべりながらコミュニケーション能力を高めていく)いろいろと差異があって(当然だ)その差異が気に入っている。

差異も色々あるけれどみんな力強い。ぼっちだけど前を向いて生きている、というかぼっちを心から満喫している。基本的に嫌な人も出てこないし、自虐的だけど悲観的でなく読んでいると暗くならない。それでもやっぱり人と会うのも楽しいなあという視点もあってなんというか作品自体が割と大人だ。

「あるよな、そういうの。子供会とか学童保育とか辛かったなぁ……。同学年でさえたいして仲良くないのに他の学年までいるんだぜ? 俺ずっと一人で本読んでたよ……。おかげでいい作品にたくさん巡り合えたから結果的には良かったんだけど」
「私も大概本を読んでいた覚えがあるわ……。読書はもともと好きだったから楽しかったけれど」

『お兄ちゃん、小町を誰だと思ってるの? お兄ちゃんの妹だよ?』
おお、なんか感動的なことを言われたぞ。
『だから、一人全然平気! むしろ、一人のほうが生き生きしてるよ!』
理由がとっても悲しかった。
しかし、実際俺は一人のときのほうが生き生きしているので反論できない。

自分が大好きなものをとるか、自分のことなんて別に好きでもない連中と仲良くすることをとるかなんて、考えるまでもない。

単純に一人が楽しいというのは孤高だろうか、孤立だろうか。他の人とつるまなくても一人で生き生きと楽しくすごすことが出来るなら僕はそちらの方が余程凄いことだと思う。複数人で集まるのはしごく簡単に楽しいという感情を増幅させることができる。でも一人で出来るなら僕は一人が良いと思う。

本編の話に戻ると三巻はちょっとびみょー。関係に進展性があるわけでもなく、別に物語が進むわけでもなく(当然まったく進まないわけではないんだけど)、やり取りで笑わせようにもネタがワンパターンなのでだんだん面白さが薄れてくる。

それにしても男の娘というのはなかなか便利なものだなと読んでいて思った。男なのに見た目は女の子なので主人公の友人キャラとして出しても見た目的にかわいいキャラクタを追加できるのである。男同士の交流といった場面にも女子同士の交流といった場面にも出没させることができるしキャラ付けとしてもユニークなので立ち位置としておいしい。

あと妹というのも主人公の恋愛関係を複雑化させずに可愛い女の子を出せるので便利ですね。この作品だと基本的に二大ヒロイン制だけど、そのどっちとの交流の場にも自然と出てこれるのでこれもまた便利。うん、妹キャラは便利ですね。まあこの作品に限った話。

そんな感じです。