2月25日のニュース─犬の死んだ日

雑記

我が家で十何年かを生きた犬が死んでしまった。その間に一回引越しをして、僕は小学生から中学生になり、高校生になって大学生になって社会人になった。そういった大きな節目を一緒に暮らしてきたわけでとても悲しいものがある。初めてフラれた時も犬にくっついて悲しさを忘れようとしたし受験を目前にして精神的に不安定だった時も犬をなでで耐えた。風邪をひいた時はこちらが弱っていることがわかるのか優しくよりそってきてくれてとても嬉しかった。寒がりだったのか普通の反応なのかわからないがこたつが導入されてからはほとんどこたつから出てこないのでこれなら犬なんて飼っていないのも同じだと思ったりもしたが勿論そんなことはない。

犬だろうが何だろうが必ず死ぬものなので僕もその時に備えていた。犬が10歳を超えた頃にはもういつ死んでもおかしくないものだと思うようにした。次の瞬間死んでいてもおかしくないのだからいつが最後の瞬間になってもいいように誠実に犬に接するようにした。だから死んだ時に対する準備は出来ていると思っていたし、実際泣くようなこともないのではないかと楽観的に考えていた。実際突然体が震えだし数時間後にコロっと死んでしまっても来るべき時がきたかと思うぐらいでそういうものだとしか思わなかった。

が、こうして思い出などを書いてみるとやはり悲しい。覚悟はできていたし接し方に後悔なんてまったくないがまあ当然だけどいなくなると悲しいし寂しい。でも仕方がない。犬なんだから死ぬのは当たり前だ。死因は心不全ということで長い病気に苦しむこともなくあっという間に死んでしまった。休日ということもよくてちゃんと最期をみることができた。いろいろな死に方があることを考えるとかなり良い最期だっただろう。僕も最期はこういう感じでいきたいものだと犬をみていて思った。

しかしやはり犬を飼うというのはいいものだな、と死んでから改めて考えると思う。犬からはいろいろ大切なことを学んだ。人を好きになった時にどういう方法をとればいいのかとか。散歩は面倒くさいし家に長時間一匹にしておくわけにもいかないので自分の行動が制限されるのが少し嫌だがどのみち僕は外に出るのは嫌いなのでわりと相性はよい。

何が言いたいのかというと今までありがとうございました。いっぱい良いことがありました。

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