7月1日のニュース
雑記
ねむい……。送別会ラッシュでいろいろな人の話を聞いていろいろ思うところがあった。「はたらく」っていうことに対して、いまの20代とそれ以降とでは大きな乖離があるように思う。どうにも会社っていう組織自体の限界があるような気もする。だってお金を儲けないと会社なんて潰れるけど、これから入ってくる人達はきっと「お金よりも、楽しくやりたい」って人達だ。そんな人間でどうやって会社を回していくのかどうにも見当がつかない。あるいはただの思い込みでみんなちゃんと働くのかもしれないけど。会社っていう概念がなくなる日はくるのだろうか。
基本読書ニュース
■魔法にシステムは必要か ― 西洋ファンタジー界に起こりつつある異変 : Kotaku JAPAN
ふーんという以外の感想がなかなか思いつかないが……(物語を作る以上に魔法システムに苦心する作家がいるなんてのは、ただ単にそいつが馬鹿なのかシステムを作るのが好きなだけなのでは……)。ただ魔法が呪文をとなえたら未知のえねるぎーで炎がつくなんてのは、いつも違和感があるけどね。進化がないんだもん。
■「不思議の国のアリス」の世界を路線図にすると意外に複雑だった! : ギズモード・ジャパン
■ぶく速 イーガンって個人情報どれぐらいだしてるの? 性別とか顔とか年齢とか
大した内容があるスレじゃないが、イーガンが話題になっているだけで嬉しい。新刊はいつだ。
■独学は本を買え。また、本で独学するために必要なこと。 - 日々、とんは語る。
■このカドカワがスゴい!: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
シャングリ・ラは超オススメだけどブン投げたくなるかもしれない。
■アマゾン、国内でKindleをまもなく発売 - CNET Japan
ついにきた。すぐ買うよ。
書評
■チャトウィン『どうして僕はこんなところに』:たぶんぼく以外の人には理解できまい、とおそらく多くの読者が思う本。 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」
■本郷『カブトムシとクワガタの最新科学』:メジャーでとっくに研究し尽くされてると思ったら! - 山形浩生 の「経済のトリセツ」
■404 Blog Not Found:Power of, by, for, and to the People - 書評 - 日本は再生可能エネルギー大国になりうるか
■バンドデシネ界の巨匠にして魔術師、ニコラ・ド・クレシー最新作! - 本が好き! Book ニュース
やばいかっちょいい欲しい。でもほんとたかいなあ・・・。
■文章を書く人に読んでもらいたい本10冊【NAVERまとめ】 | ひらめき箱
これはけっこうおもしろいのです。
ライトノベル
■遠藤浅蜊『魔法少女育成計画』(宝島社KL!文庫) - ハー○イ○ニー観察日記 なんかてきとうに
若干読んでみたい。
■『まおゆう魔王勇者』テレビアニメ化決定! - ファミ通.com
あにめかかー。けっこう長いけど大丈夫なのかな。僕はどうもあの類型的なキャラクターがダメで読めない。進め方とかはおもしろいのに・・・。
読んでみたいな。タイトルもかっちょいいし。
■アニメ・ゲーム登場商品に見る経済効果−「ドクペ」出荷は飛躍的増加に - アキバ経済新聞
■4Gamer.net ― 6夜限りの伝説がここに開幕。「放課後ライトノベル」第98回は『レッドドラゴン』で最高のフィクションを堪能せよ!
毎回レッドドラゴンが更新される日はうれしくてたまらん。
■あの 『銀河英雄伝説』 が宝塚で舞台化!! 顔wwwwwwwwwwww : オレ的ゲーム速報@刃
■大人向けキャラクター小説とは何か。 - Something Orange
■萌え萌えになれない。 - Something Orange
小説や物語の世界に没入できる人は優れた読み手か、ダメな書き手になるとどこかで読んだけどKaienさんはまさにそんな感じ。
6月25日のニュース
雑記
ダークナイトがやっていたので見た。たしか最初にみたのは映画館で、特に見たくもなかったのだが(バットマンなんてダサいと思っていた、主にスーツが)友人に連れられて見に行った。驚いたのが意外とバットマンが弱い普通の人間だったことで、スーパーマンやスパイダーマンのような超人的能力がないことだった。犬にやられるし。ダークナイトにおけるバットマンはどうも戦闘があまり得意では無いようだったな。
しかし敵キャラともいえるジョーカーやトゥーフェイスもやはり普通の人間なのだ。普通の人間なのにあれだけの事ができる。バットマンも、やはり超人たちばかりのヒーローの中で「人間だからこそ」等身大のヒーローとして存在し続けてきたのかもしれない。まあ、よく知らないわけだが。最初に見た時は「まあ、思ったよりは面白かったかな」ぐらいの感想で、昨日改めてみてもそう対して感想も変わらない。
とても面白い部分がいっぱいある。たとえば冒頭のシークエンスだってそうだ。あそこで一気に引き込まれる。ジョーカーはコレ以上ないほどの悪役だ。画面に現れただけで完全に視線を掌握し、その一挙手一投足に集中させられてしまう。彼の悪役としての在り方はとても現代的で、あるいみヒーローのように見えてくる。
よく動機がない分邪悪な存在としてジョーカーが語られているが、昨日だらだら見た限りではそうなのかよくわからなかった。むしろとても動機はしっかりとしていると思うけど。終わることなく世界をひっくり返し続けたい、既存の価値観を揺さぶり続けたいというどうにもいかんともしがたい動機があるように思う。
そういう気分は現代に生きていると共感する人も多いのではないか。金を燃やすところとかさ。
物語として最後に示されるテーマもまた面白い。バットマンだけが「物語を人々に見せている強者」なのではなく、バットマンのような幻想を見せる側もまた、身近な者に幻想を維持してもらっているおかげで日々を生きていくことが出来ていることを教えてくれる、きっとそうやって世界は廻っているんだ。素晴らしい構成だった。
一方で退屈だなあという思いもある。バットマンという男はジョーカーと対比してどうにも魅力にかける。状況に翻弄されるばかりで彼が「物語を創っている」なんてことはお世辞にもいえない。彼は状況に翻弄され、現れた状況をなんとかして自分に都合の良い方に解釈して廻っているだけだ。彼が街を守る根拠である「ゴッサムにはいい人達がいる」みたいなことを言っていたけど、あんなの人によるじゃんとしか思えないし。
ヒロインにきっぱりふられているのを執事に隠してもらっている(向きあうだけの精神力がない)と思われているのも、なんとも弱々しくて悲しい(さっきも書いたようにここ自体はとても良い場面なんだけど)。しょせんおぼっちゃんなのかな。とまあどうにもバットマン自体の魅力は感じられなかったのでした。でもいい映画だよね。
基本読書ニュース
■史上最高7億9千万円で落札された米国の本とは : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
金持ってるんだな〜〜……。
■村上春樹の翻訳小説 - 特集の本棚 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
とりあえず最近では『極北』がすごかった。
■人類の歴史を守り続ける世界の最も美しく印象的な図書館10選 | トラベルハック|あなたの冒険を加速する
とても図書館にはみえん。
■コミックナタリー - 「ネウロ」の松井優征、次号ジャンプに新連載「暗殺教室」
来週が楽しみです。
ライトノベル
■これ読んでも嫁を言い負かすのはたぶん無理「彼女を言い負かすのはたぶん無理」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
■4Gamer.net ― やっぱり小学生は……。「放課後ライトノベル」第97回は『天使の3P!』で天使の歌声をプロデュースするよ!
筋書きがロウきゅーぶ!とまったくおなじだー!
わりと、どの年代にも凄い人がいるもんだなあ。
書評
■【書評】『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』安田浩一著+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
■ぼおるぺん古事記 こうの史代 - 南信長(マンガ解説者) - コミック | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
新刊が出てたのか。買おう。
■リレー書評第2回:『銃・病原菌・鉄』がゼロ年代的である二つの理由〜歴史・環境・美少女ゲーム - ねとぽよ
■ユートピアは死んだ!脳がぐちゃぐちゃになる超絶小説、発売! - 本が好き! Book ニュース
今読んでいるんですけど、どうにもすごい。
■伝説の消しゴム版画家・ナンシー関って何者?(Excite Bit コネタ) - エキサイトニュース
女性だったのか。それすら知らなんだよ。
声優じゃなくてもいいんだヽ(´ー`)ノ
■『イノベーションのジレンマ』は他人に伝えることが難しく、実行はもっと難しいという個人的な思い出: ITジャーナリスト星暁雄の"情報論"ノート
■『神の手(上/下)』(久坂部羊/幻冬舎文庫) - 三軒茶屋 別館
ちょっと読みたい。最先端のテーマを扱った作品はやっぱり抑えておきたいものよ(単純に面白いから。)どこで読んだか忘れたけど、「過去にないオリジナリティのあるテーマを発揮したいんだったら、現代をテーマにして書くことだ」ってのがあって、そうだよなあと思った。
■知の広場――図書館と自由 - 情報考学 Passion For The Future
これは……読むかどうか……。30%ぐらいかな⇒読む確率
読もう。
6月21日のニュース
雑記
なーんか気分が乗らないなー。本も読みたいしなーと長らく放置していたのだけど、突如ふっとヤル気がもりもりと湧いてきて更新する気になったので更新する。そもそも始まりはWhite Album2(えろげー)にドハマリして、寝る時間すら惜しんでやっていたらいつのまにかこのサイトの更新をすっかり忘れていたのだった。
いやあ、恐ろしいゲームだった。どれだけ恐ろしいかって、主人公の男が二人のヒロインの間で揺れ動いてデンジャラース!! 裏切り!! 葛藤!! うわあああ!! って作品なんですが、これが展開と構成が非常にうまくて……。簡単に説明すると、エロゲーのルート制があって、あれが僕は嫌いなんですが、まるで地獄めぐりみたいに各ルートをまわることによって主人公がプレイヤー側から見た時に成長していくのが見えるんですよねえ。
もう少し説明しましょう。このゲーム、前編と後編で分かれて出ています。前編では一人の男の子と二人の女の子を巡る高校生活を扱い、後編ではいわゆるサブヒロインがパーっと出てきて、メインディッシュの高校の頃の女の子二人も続投しています。高校生活編で主人公の男の子は精神に深いトラウマをおって、三人の関係はぎくしゃくしてしまいます。
で、「地獄めぐりみたいに各ルートをまわることで主人公が成長していくのが見える」と書いたのがこの後編のルート。正直言って前編だけだとなんか怖いどろどろした話だなあってぐらいで終わっちゃうんですが、この後編でこの物語が化ける。前編で傷ついた心のトラウマが、後編の各サブヒロインを一人ずつ攻略していく(ヒロインたちの問題の解消)ことによってより客観視し、浄化していくことになります。
このサブヒロインが、後輩・同年代・社会人の先輩 と年代的にわかれていて、後輩が主人公の男の子自身の投影、同年代と社会人の先輩がそれぞれ高校生活の時のメインヒロイン女の子一人ひとりに該当しています。このサブヒロイン達との間に立ち上がってくる問題を解決、人間性を理解し受け入れ変化していくことによって、その後の本命たる二人のシナリオに行くまでの「心の準備」が出来るわけなんですね。
たぶんですけどエロゲーシナリオを書く人達の中には、「世界をひとつにまとめあげたい」という欲望があると思います。綺麗にすっきりとした形にしたいというのかな。ルートごとに全く別の話を作り拡散した形をとるのではなく、それらを統一させた形でまとめあげたいと。だからこそエロゲーのシナリオで傑作と名高いものにはループものが多いのです。
で、一方でその「ループ物としてのまとめあげる手法」というのは、まだまだおもしろいものが多数あるとしても、「それ以外にはないのか?」っていうのも正直なところでした。それ以外にないのかっていうのは要するに、「ルートごとに物語を統一させた形としてまとめあげたい」とライターが思った時に、それをまとめあげる手法として「ループ以外」はないのか? っていう話です。
このWhiteAlbum2という作品は、別にループ物ではないです。主人公の記憶が各ルートごとに繋がっているわけではないし、話としてはそれぞれ何のつながりもなく別個のものとして成り立って、みんなそれぞれ幸せになったり不幸になったりしています。ただそれらを超えて存在しているのがプレイヤー側です。プレイヤーだけは各ルートで主人公がとってきた行動がすべて積み重なって記憶されていきます。
ループ物の利点っていうのはこういうところもあって、「超越者としてのプレイヤーの気持ち」と「超越者としてループする主人公の気持ち」がシンクロしたときに、きっと物語に快感を覚えるんでしょうな。ってそれはいいとして、言いたいのは、WhiteAlbum2は「ループ物ではないが、ルート毎の物語に統一感を与えているからこそ面白いのではないか」ということです。
先に書いたように、この物語は後編で各サブヒロインたちを地獄めぐりしていくのですが、その過程で自身と、トラウマを作った原因たる二人のヒロインの仮想的な投影のヒロインたちとの恋仲にいたってエンディングに至るまでの問題解決があります。+後輩と同級生と先輩とそれぞれの年代から、ありとあらゆる全方位支援を受けることによって、傷ついたトラウマの解消を別々のパターンで見ていくことになります。
その後、メインたる二人のヒロインへとうつっていくわけですが、主人公はそれと意識しないでも、読んでいる僕からすればそれぞれの仮想敵と前哨戦ともいえる戦いを繰り広げてきているわけであって、気分はもう「さあ、ここからラストバトルだぜ」ってな感じです。実質ルート的にはどこからでも入れるようになっているようですが、でもこれは絶対想定の流れがあるもんなあ。
「傷をおった主人公」が「仮想的な、練習としての癒しの過程」を進んでいく。そして「癒しを受けた先に、元来あった最大級の問題に立ち返っていく」っていう、ルートごとにどんどん前へと進んでいくのが構成として面白いところです。どんどん前に進んでいくことによって、ルートごとは独立しているけれど、統一的な物語としての意味が生まれている。
最後にダブルヒロインのどちらかと結ばれた時に、そこまで経てきた地獄めぐりのヒロインたちの癒しの過程を思い出して、僕は一人泣いた。踏み台にされた(と僕が勝手に解釈している)ともいえるサブヒロインたちの為に泣いてやれるのはプレイヤーだけだ。そして幸せになった二人をみて、そこまでの道のりがいかに長かったか(プレイ時間的に)を思い出して、その重みに泣くんだ。
ちなみに僕は片方のヒロインに思い入れを強くしすぎてしまって、もうひとりのメインルート、Trueルートとでもいうべき方をすすめる気がまったく起きなくなってしまったぐらいです(Kanon問題で有名な、ルートのあるノベルゲームでは片方のヒロインをとるともう片方が不幸になってしまう)。
あのねえ、たかだかゲームで非実在のキャラクターが苦しもうが泣こうがどうでもいいんですけど、どうにもそういう問題じゃあないんだなあと思ってしまいました。真剣に考えては居ないけど、非実在性少年が虐げられているから規制しろという人達の気持ちがちょっとだけわかってしまった。非実在のヒロインが苦しむのを見るのが嫌だからゲームをクリアできなくなってしまったのだから……。
ってそんな話はどうでもよかったのでした。更新します。
基本読書ニュース
■家庭環境と読書の習慣のこと/図書館となら、できること 読書猿Classic: between / beyond readers
多彩だなあ。
■この自伝がすごい/よく生きるためのリベラルアーツ書10冊 読書猿Classic: between / beyond readers
読むものに困ったらここから選ぼう。
すごい記事だな。僕は本は定期的に捨てるたり人にあげたりするので増えません。
面白い話題。はやく電子書籍が一般化していくといい。
■ピクサーに学ぶ!人を魅了するストーリーライティングの22のルール | バズ部
■ASCII.jp:まずは企画書作りから! Amazonで自費出版本を売ってみよう!!|林 佑樹の「Amazonで自費出版本を販売するまでの道のり」
め、めんどくさい……。
■ぼくは結局、認められないだろう - ハックルベリーに会いに行く
めめめめめんどくさい。
■おまいらが多分生涯5本指には入るであろう好きな漫画教えろ BIPブログ
■「ネウロ」の松井優征先生がジャンプで新連載決定!タイトルは『暗殺教室』:萌えオタニュース速報
これは実に楽しみだなあ。
■『恋愛ゲームシナリオライタ論集 30人×30説+』掲載原稿リンク集 - then-d’s theoria blog ver.
いずれ読もう(まだ揃ってない)
書評
■『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!』 ちきりん著 センスオブワンダーが世界をキラキラさせる - 物語三昧〜できればより深く物語を楽しむために
■日本の若者はこれからもずっと不幸です/成功よりも「没落」の可能性のほうが高い理由(わけ) - デマこいてんじゃねえ!
■クオンツという人たち - hiroyukikojimaの日記
数学入門読みたい。
■清涼院流水はマス大山スタイルの継承者である - 脳髄にアイスピック
■PHPメンターズ -> 効率的なWebアプリケーションの作り方: プロの型を学べる一冊
コレは読みたいなあ。
■吉田武「素数夜曲: 女王陛下のLISP」は、整数論とScheme入門として最高\(^O^)/ 「虚数の情緒」の感想も: ホットコーナーの舞台裏
魅力的な数学本が世に出るたびに、未だ理解する能力がない自分のことを思い悲しくなる。
これはおすすめー。
■404 Blog Not Found:「悲しいけどこれ商売なのよね」 - 書評に代えて - 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
■怒りながら戦きながら読め「犬の力」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
この本、僕は大好きなんですよねえ。
■ピダハン―― 「言語本能」を超える文化と世界観 - 情報考学 Passion For The Future
これは欲しいけどAmazonにない。3500円は高い。むむむ。
■ウォルツァー『政治的に考える』:理念と現実のせめぎあい - 山形浩生 の「経済のトリセツ」
六千円は高すぎるぜえ……。欲しいには欲しいんだけどなあ……。
読もうかと思っていたのだけどパス
これなー、ちょっと微妙かなー。ていうか高いからなあ。もう少し安かったらすぐに買うんだけど……。
面白そうだから買った。
5月6日のニュース
基本読書ニュース
■無料でここまでできる→外国語を書くのに役立つサイト24選まとめ 読書猿Classic: between / beyond readers
仕事で使おう。
■暇人\(^o^)/速報 : 【瀕死】助けてっ! 音楽雑誌が売れなくて絶滅寸前! (´;ω;`) - ライブドアブログ
音楽が死にかけているのに音楽雑誌が売れるはずがない……p_q
■ライター/編集/広報、3つの視点で語るアニメ出版業界ぶっちゃけクロストーク - GIGAZINE
赤裸々だなあ。出版社ごとに出せないアニメがあったり……。
■「今、あなたが読むべき本」を賢くネットで探せるサイトまとめ - NAVER まとめ
こんなに読書系のサービスがあったとは。毎週なんか新しい読書WEBサービスが出てきている気がする。
■原作ファン 「原作に忠実に作れ。監督の作家性なんて要らない」|やらおん!
アニメに関しては、徹底的に原作を解体して欲しい派です。
■『進撃の巨人』の「調査兵団」による偵察作戦が酷すぎる件(抽象的ネタバレあり): やまもといちろうBLOG(ブログ)
■現在進行中の黒歴史 : 今から最高にみっともないことをする
■『進撃の巨人』の作者の方からまさかのマジレスを頂戴したので: やまもといちろうBLOG(ブログ)
これは良い。良いネットを見た。
■萩尾望都さん・紫綬褒章インタビュー全文掲載 | NHK「かぶん」ブログ:NHK
サロン・ド・リーブルにいって「なぜ日本には少年漫画と少女漫画があるのか」って訊かれた話があるのですが、たしかに……。当たり前すぎて、考え方こともなかったな。なんで他の国にはむしろないんだろう? 少女もスパイダーマンや筋肉むきむきの男たちの漫画を読むしかないのか?
1巻漫画いいよね。連載漫画だと「続ける」ことが目標になっているようなのが少なくないからなぁ。
■どことなく物語を感じさせるユニークなデザインのブックスタンドいろいろ - GIGAZINE
これはいい! あまり使う場所もないが……
書評
■世界の変え方の教科書「リーンスタートアップ」書評 - Future Insight
これはよかった。
■『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』(ニコラス・G・カー、篠儀直子訳、青土社)感想 - みやきち日記
論文の解釈の問題でほとんど詭弁同然の論理がいくつも出てくるので鵜呑みにするのは大変危険⇒ネット・バカ だけど危機感の持ち方としては面白い一冊。
■ほんとうに使える武器〜「武器としての決断思考」を読んで学んだこと〜 - iPhoneと本と数学となんやかんやと
■ものつくりの科学の歴史「工学の歴史」: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
コレは面白そうだ
この本は面白かったなあ。
ライトノベル
オーベルシュタインの犬の餌……! 銀河英雄伝説ファンに捧げる店だそうです。
百合小説! 読んだことない。
■アニメ質問状:「這いよれ!ニャル子さん」 オマージュは常にギリギリまで - MANTANWEB(まんたんウェブ)
■ニャル子さんのクトゥルフ神話ネタ全部解説 第4話 - クトゥルー/クトゥルフ神話作品発掘記
■『なんでライトノベルは叩かれるのか』を誰か考えてくれ - Togetter
自分が嫌いなものを好きな人がいるのが気にくわないと叩くのかなあ。
誰も得しない『魔法使いの夜』についての文章
※信者の感想です。注意。
『魔法使いの夜』をプレイしました。良すぎて、世界観に引きづられて、しばらく何もヤル気が起きませんでしたがGWなので計算通りです。しかし、これだけ世界観を作り込めるのは本当に凄いですね。他の作品とのリンクが顕著なので、一度ハマったら次の作品次の作品と芋づる式に釣れるので、マーケティングとしてもうまい。
ノベルゲームというのはあるときからきっかり進化をやめてしまったように思えます。ちょろっとこの『魔法使いの夜』の評判を見ている限りでは、どうも「面白いが、これだけ待たされたのにこれでは我慢ならん、それにもう次作が出る信頼が出来ない」という感想が多い。僕も全く同じですけど、でもそれ以上に内容に感動してしまった。
文と絵がただ表示されるのではなく、文字のバランスと演出のタイミングが飛び抜けて素晴らしい。一画面一画面すべてに最適のタイミングで、最良の演出をという執念のようなものが感じ取れるというのは、ユーザ側からすれば、恐ろしい体験です。そりゃあ時間がかかるのもわかる。それに、やりたかったこともわかる。
今のノベルゲームは、演出面での進化が一部を除いてストップしてしまっているような状況で(Rewriteとかひどかったもんな)、そこを一点突破したのはこれだけ時間をかけて一点の妥協もない完璧なものを出して突破しよう気持ちの表れでしょう。逆に言うと、これからもノベルゲームを出して会社として存続していこうと思ったら、「何かはやらなくちゃいけなかった」のかなとか考えます。
いやーしかしねー、本当に良かった。終わってから一週間近く経ってもまだ歩いているときは魔法使いの夜のことを考えているし、それが楽しい。演出が素晴らしいのはがしがし書いたとおりだけど、物語がねーやっぱり天才的。「匹敵するものを!」と思って気が狂ったようにランス・クエストとかホワイトアルバムとか最近評判の高いノベルゲームに手を出してみたけど、まったくタイプが違うので満たされない。
奈須きのこの物語的なものを、他の部分に見出すことが出来ないのだ。悲しい。山でずっと俗世間と関わりを絶って暮らしてきた主人公が、都会に出てきて人間社会のルールに戸惑いながら魔術師の美少女2人と洋館で雑居するっていう世にも羨ましい話なのだが、素晴らしいんだな。山でずっと暮らしてきた男なので、常識っていうものを自分の中に持っていない。空っぽの人間なのだ。
でもそれってひとつの素晴らしい点で、今のような文明社会、雑然としてすべてが意味のあるもので、空っぽのものがない。隙間はうめつくされてじっくりと時間をとって考える暇もない。老子の教えでは、「虚」はすべてのものを含有する、という思想があるんだけど、都会には「虚」がないんだ。主人公である草十郎が体現しているのは文明社会にいるひとりの空っぽな男だ。
あと、女の子のキャラクターがとても良かったです。青子のおっぱいは絵でみると唖然としてしまうような完成度です。絵だけじゃなくて、強い女の子って、良いんだな。しかも、勝ち気で能力があって、っていうだけではなく、精神的にも強い女の子が好きだ。メンタルが強く自分がブレない。それは草十郎とは真逆のあり方で、この対比と、どちらも素晴らしいと思う矛盾が素敵だ。
ということで個人的にはパーフェクトだった、文句がつけようがないどころか、期待していたものを大きく飛び越えていった感じ。悲しいことがひとつあって、きっとアニメになったりするんだろうけど、絶対がっかりするだろうな。現時点ですでにアニメのようなものだし、演出面でもなんでも、今の短期間のアニメ制作でこれを超えられるものが創れるはずがない、と思ってしまう。
あとは願わくば、次作が早めにでてもらえますように……。
4月29日のニュース
雑記
もう4月が終わってしまうのか……。前半はずっと体調が悪くて、後半は暖かくなってきて体調も回復して絶好調だった。体調が悪いとテンションが著しく下がって文章が楽しくかけなくなるんだけど、体調がよいと楽しく書ける。やはり体温が高い方が精神的な部分も高揚してくるんだろうな。朝の電車で冬の間は気絶するように寝てしまっていたんだけど、今は起きて1時間30分近くの通勤時間ずっと本が読めるのでススムススム。お金がなくなる。暖かい国へゆきたい。
今では月に5〜10万近く本を買うが僕も随分長いこと図書館で借りる人だった。月に使う本代も一万円を超えることなんて無かっただろう。内田樹先生は「すべての人は親の本を読むなどして、無償の読者として読書人生をスタートする」というようなことを言っていたけど、それは本当にそうだよねと思う。でも図書館のようないくら貸し出されても著者に一円も還元されないのは(もちろん図書館に入れるときの印税は入るだろうし、それを当てにしている本も結構あるそうだが)システムとして問題があるんじゃないかなあ。
とかそんな感じ。
基本読書ニュース
書くことについて。
■高校生のセックス相関図から幸福と不幸を考える | 橘玲 公式サイト
面白いんだけど、飛躍しているよね。いつものことだけど。
■本当に原作が好きな作品はアニメ化してほしくない!|やらおん!
これはアニメにしたら映えそうだなあ、っていう作品はあるけどね。監督によるけど……。押井守だったらなんでもあり。
■日本人が1年間に読む本は40冊 ロシアは55冊、韓国は7冊、中国は0.70冊 | ライフハックちゃんねる弐式
当たり前の話だが本をたくさん読む=偉いし凄い なんてことはまったくない。この世はクソみたいな本であふれている。
■「キルミーベイベーファンブック&アンソロジー」キルミーの世界は、人が死ぬ世界の上澄みだ。 - たまごまごごはん
たしかにそう考えるとすごく怖いなあ。
■講談社、新規事業「プロジェクト・アマテラス」を発表――これは出版の地殻変動だ - 電子書籍情報が満載! eBook USER
書評
■もしあなたが少しでもサイエンスに興味があるなら絶対に読んでおくべき15の本 - NAVER まとめ
■読書好きなら知っておきたいFacebookページまとめ - NAVER まとめ
Facebookか……。
■四肢を失った少女の打つ碁は、物語なのかゲームなのか。壮烈な勝負の世界『盤上の夜』(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース
『ぼくらのよあけ』傑作だったので是非……。
■『オブ・ザ・ベースボール』(円城塔/文春文庫) - 三軒茶屋 別館
文庫かあ。
でもなんか好きになれないんだよねえ。怒ってるからなんだけど。怒る人って基本的にバカだと思っている。
■404 Blog Not Found:不合理性・不自由性・不条理性 - 書評 - 感性の限界
今回は著者の専門じゃないこともあってちょっと微妙でした。
■意識は傍観者である: 脳の知られざる営み(デイヴィッド・イーグルマン): 極東ブログ
どうも少し勘違いされているんじゃないかと思うんだけど、ここで言っている「自由意志がない」っていうのは生態的なレベルでまったくない、っていうんじゃなくて、生まれた時の環境とか、育ち方とかで、思考の枠がどんどん制限されていって、「自由」に考えているつもりでも「全然自由じゃないんだよ」ってことなんだよね。
つまり一般的な意味で言う「意識」はちゃんと存在するってことなんだよ。でもそれだってだいぶ怪しいけどね。でもとにかくあるし、普段、意識は表にあがってこないけど(たとえば意識して自転車を漕いだりしない)、でもたとえば自転車に初めて乗る時とかは、意識が頑張ってそれを習得しようとしているわけだよ。
4月22日のニュース
雑記
今週は風邪を治そうと頑張っていたらいつのまにか終わっていた……。風邪をひくといつも、ああそういえばここ最近あんまり調子がよくなかったな、頭が回ってなかったなあと気がつく。もっと早くに気がついて、ペースを落とすとかすればひどい風邪に発展する前に直せるかもしれないんだけどなあ。身体の調子を把握する感度がすごく鈍いんだろうなあ。これ、武道とかやったら感度がよくなったりするのかしら?
基本読書ニュース
■このハヤカワがスゴい!: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
いくらでもあげられるけど、いくらでもかぶりそうなのが怖い。
えらく親近感の沸く記事である
■黒船キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! アマゾン電子書籍、40社と配信合意 学研・PHPなど
ずっと来るのはわかりきっていたので黒船とは程遠いが、ついにきました。
■2012年本屋大賞が決定したけど、この中でどれが面白いの? | ライフハックちゃんねる弐式
本屋大賞が決まったといっているのに誰も注意を払っていないのが笑える。
■「絶望の国の幸福な若者たち」の古市憲寿さんに聞く(前編)、『終身雇用や年功序列前提で20代から働かされるのは魅力的じゃない』| nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
最近気がついたんだけど、頭が飛び抜けて良いように見える人っていて、とうていついていけないって思うんだけど、意外と文法というか話のパターンさえ理解すればついていけないことってないんだよなあとあんまり関係ないけど思った。ようするについていけないと最初に思うのは、今まで自分の使ってきた思考パターンと違う位置にいるから全然ついていけないだけで、パターンはあるんだもの。
■Amazonの本の補充はなぜ遅いのか « 飯田橋から上野へ
■あだち充:「タッチ」の26年後舞台に続編的新連載 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
期待。
■年間5000冊読んでる俺がガチで今オススメする漫画TOP10が決まった|VIPPER速報
五大湖フルバースト買ってくる!
書評
■「盤上の夜」/驚くべき世界観との遭遇/エイリアン・オン・ザ・ボードゲーム - 万来堂日記2nd
かってこよっと
ティプトリーJrはすごいよねえ
■「それでも、読書をやめない理由」は何だと思う?: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
おすすめ
■『黄金の王 白銀の王』(沢村凛/角川文庫) - 三軒茶屋 別館
これもおすすめ
4月11日のニュース
雑記
このブログを一週間更新しなかったら次に読みたい本がなくなった。ワクワクする本がなくなるとテンションがガタ落ちしてしまう! くそ! 常にガソリンを補給しなければならない。しかも僕はハイオクでしか動けないので良書を探さなければならない。このブログの更新は他でもない僕のために必要だ……。
基本読書ニュース
■すべての書物を持つバベルの図書館には何冊の本が必要か? 読書猿Classic: between / beyond readers
■電子書籍 : 岩波書店、「岩波文庫」の電子書籍化を決定……4月下旬より配信開始 | RBB TODAY (ブロードバンド、その他のニュース)
どうせなら全部やってくれればいいのに。
■痛いニュース(ノ∀`) : 茂木健一郎氏 「シンガポールや韓国は電子教科書導入。いまだ紙の教科書の日本は後進国」 - ライブドアブログ
専門外のことに口を出しすぎではないかなあ。内田センセみたいに専門外のことに口出しをしまくるど結局全部自分の知っている文法に回収しちゃうやり方でやっているならともかく。茂木センセの場合はそれが脳なのかな。まあ便利だからね、脳。
■読書のすすめ――本から学ぶことの効用と古典の重要性|出口治明の提言:日本の優先順位|ダイヤモンド・オンライン
■my rack - レビューでつながる・新しい本に出会える本棚サービス
また本管理系のサービスが。本の既読サービスと他ユーザとの感想交流サービスだけなら今から入るのはかなり厳しいなあ。
■「外国人がオススメする人生を変えた36冊の本」海外の反応 : 暇は無味無臭の劇薬
かつてここまで納得できるラインナップがあっただろうか……。
そういえば本屋大賞でしたね。驚くほど興味がわかない賞ですが……。
■円城党宣言――円城塔「道化師の蝶」 - 誰が得するんだよこの書評
円城党員です。ほんとになんでこれはペンですで受賞できずに道化師の蝶で受賞できるんだ。
書評
■【書評】『刑務所なう。』(著・堀江貴文): やまもといちろうBLOG(ブログ)
堀江さんみてると、なんで日本から出ていかないんだろう、といつも思うな。メリットをいろいろ挙げていたけど、デメリットがでかすぎるでしょう(牢屋に入れられてるし)
■全ての個人開発者に読んでほしいスタートアップの教科書「リーン・スタートアップ」の日本語版が出るらしい! - はかますたいる!
気になる。結局根本的なところの検証がおろそかなまま行動にうつると、無駄が出まくる。根本でコストが多めにかかろうと、そこで最高の状態に持っていくのが大事なのだ、とついさっき結論に達したばかりなのでちょうどよい。
■■高橋洋一『「借金1000兆円」に騙されるな!』 - Economics Lovers Live Z
買った!
■404 Blog Not Found:責任者出てきた - 書評 - 僕がアップルで学んだこと
これは面白かった。自由と責任。
■404 Blog Not Found:人類最大の課題 - 書評 - 探求
どこかのタイミングで読んでみよう。
■「大往生したけりゃ医療とかかわるな」を読んでみた - Dr.Poohの日記
内容はどうにもちょっとアレだけど、医療とは極力関わりたくない。
■『南極点のピアピア動画』(野尻抱介/ハヤカワ文庫) - 三軒茶屋 別館
■いますぐ書け、の文章法 - 情報考学 Passion For The Future
■グーグル化の見えざる代償 ウェブ・書籍・知識・記憶の変容 - 情報考学 Passion For The Future
各所で上がり始めたグーグル化への懸念ですな。
ライトノベル
■どこまでいったら百合なの? 森田季節『ノートより安い恋』(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース
このかたもいろいろ書かれるよな。
うわあい。
■西尾維新・物語シリーズ(全物語)アニメ化決定! 西尾通信にて正式発表|やらおん!
悲鳴伝が楽しみだ。それにしても、何も全部やらなくてもいいのに。
■「ラノベ好き書店員大賞」結果発表! 1位は『のうりん』|やらおん!
もうちょっとコンセプトが欲しいんだけど、まあしょうがないのかな。
■『マグダラで眠れ』支倉凍砂新作、今夏始動 - 主にライトノベルを読むよ^0^/
出たら読もう。